![]() | 「かしこい子」になるやわらか親力! 親野 智可等 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
この本に限らず、親野さんの本で一貫しているのは、子供への接し方です。
それが章立てに表れています。
第1章 叱らない
第2章 せかさない
第3章 もっと楽しんで
この本のタイトルをそのまま読むと「どう育てると子供がかしこくなるのか」というような内容を想像して、早くから英語を習わせたりとかお稽古をさせたりとかのススメのように見えますが、、、
ある子は、とてもめんどうくさがりやで、やるべきことはいつも後回しにする子でした。宿題も親に言われないとやらないし、やったとしても読めないような字でちょこちょこっとやるだけでした。
小中学校を通してずっとそうでした。
ところが高校2年生になったころから、人が変わったように勉強をし始めました。その理由は、将来やりたい仕事が見つかって、そのために行きたい大学が決まったからでした。
何ごともにもやる気がないと思われていたのに、社会人になったら急に生き生き輝きだした人もいます。
社会人になって10年目に、突如、整理整頓に目覚めた人もいます。
こういう例はいくらでもあります。
これらすべてが証明してくれているのが、「三者三様、十人十色、百人百様、億人億様」という事実です。
つまり、かしこさの定義は学力だけではなく、子ども一人一人の良さがあるので、それを理解できるようまず親が頭をやわらかくすることをススメています。
僕も小学校の頃、宿題をまーったくやらない子でした^^;
でも、うちの親は叱ったりしませんでした。それどころか浪人中でさえも「勉強しなさい」と言われたことは無いように思います。そんな僕でも大学を出て、就職もして、今は家族3人を養うくらいは稼げるようになっています。
僕は自分の興味のあることはどっぷりと打ち込むけど、興味の無いことはさっぱりなので、小学校から大学までの勉強には興味が無かったんだと思います。ただ、社会に出てからの、プログラミング や プロジェクトマネジメント、仕事の生産性を上げる為の ライフハック にはガッチリと僕の興味にがっちりハマったみたいで、仕事をする上での勉強が大変だと思ったことは無いし、むしろ楽しく仕方が無いとさえ言い切れます。
うちの親がそこまで見極めて、僕に「勉強しろ」と言わなかったか分かりませんが、うちの親には「やわらか親力」があったんだろうなとは思います。
子育てに悩んでてもそうでもなくても、オススメの1冊です。


