2008年07月04日

華岡青洲の妻4

華岡青洲の妻 (新潮文庫)華岡青洲の妻 (新潮文庫)
有吉 佐和子

新潮社 1970-01
売り上げランキング : 151963
おすすめ平均

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有吉佐和子氏の代表作の一つと位置付けされる小説。
1966年、筆者35歳のときの作品です。Amazonには画像がありませんね。。。

本作の主題は、つまるところ下記2点に集約されます。

1.嫁姑の確執。
2.自分の生きがい(全身麻酔手術の成功)に全てをかける男の生き様。

で、この2つの話は決してバラバラに進むことはなく、複雑に絡み合い、
最終的には嫁姑の相次ぐ人体実験という、あまりにも極端な展開を見せるのです。

よく練られており、深層心理にいたる描写など作者の天才ぶりがうかがえます。

姑の娘(つまり嫁の義理の姉)が2人登場するのですが、
彼女等がなんともいい脇役振りを発揮しており、
特に、普段は無口だけど時々鋭いことを言う次女は非常に重要な存在です。

「嫁・姑」の部分については、話の主人公が嫁であるせいもあり、
やや嫁側に肩入れしているような印象を受けます。
姑だって、嫁に言いたいことはたくさん有ったんだろうに・・・。

ちなみに・・・当作は、史実とはかなり差がある話だそうなので、
あくまでもフィクションと思って読んだほうが良さそうです。


wr87_kurita at 22:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2008年06月30日

シナモンとたのしくABC5

もうそろそろ、二人目が生まれるので、
長女の保育園のパパママ友達の家にベビーベッドをもらいに行きました。

親がおしゃべりをしてる間、
子供たちは勝手にDVDを観たり、お絵かきをしたりして、
遊ばせてたんですが、
うちの長女がおもむろに、画用紙に「A」「B」「C」と書き始めて、
結局、「J」まで書くことが出来たのです。

友達のパパママも驚いてましたが、
僕も奥さんも教えた記憶が無いので、ビックリw(゚o゚)w オオー!

心当たりがあるとすれば、家にあるコレでしょうか。
  ↓
シナモンとたのしくABC (音でおぼえるおけいこえほん)シナモンとたのしくABC (音でおぼえるおけいこえほん)


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ボタンがAからZまで26個あって、「A」のボタンを押すと、

「あぁぽぅ」

と音が出るアレです。

子供は耳がいいので、聞いたまま発音しますから、
僕なんかより長女の方が全然発音がイイです( ̄▽ ̄;)

自分の子供が天才なんじゃないかと錯覚したい親バカには、
オススメの一品ですね

bookreview2008 at 11:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! オススメ絵本  | オススメおもちゃ

2008年06月27日

ご意見募集

Amazon アソシエイト・プログラム ブログ: 月間紹介料25万円!成功者から秘訣を学ぼう

Amazonでこんな記事が出てました。

・紹介した商品をまとめて見られるページを提供しましょう
記事ごとに分けて紹介した商品は、一覧で見られるページを用意しましょう。閲覧者が「前に紹介されていた商品を見たい」と探す手間が省けます。

編集長的には、一覧は作りたいな〜。と思っていたので、
週末に時間あれば、やってみようかな^^;

みなさんはどうでしょうか?
なんか導入してみたいのあります?

更新日を決めるっていうのも、面白いですよね。
「週刊レビューリング」←プロレス誌みたいじゃない?

bookreview2008 at 13:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2008年06月25日

電子の星 池袋ウエストゲートパークIV3

電子の星 池袋ウエストゲートパークIV (文春文庫)電子の星 池袋ウエストゲートパークIV (文春文庫)
石田 衣良


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「東口ラーメンライン」「ワルツ・フォー・ベビー」「黒いフードの夜」「電子の星」の4編を収録。
1冊に4話でそれぞれ秋、冬、春、夏というスタイルで、
今までの3巻は4話目の夏の話に、一番チカラを入れてる感じでした。
カラーギャングが抗争をしてみたり、西口公園でレイブを開いてみたり。

それが今回は、秋と冬の話がイイんだな〜。

「東口〜」と「ワルツ〜」はちょっと泣けます。
なんというか、激しいダンスで売り出したEXILEが、

バラードもイイよね〜。歌ウマイよね〜。

みたいな感覚です。

ただ、本のタイトルにもなってる「電子の星」はイマイチです。
描写はハードなのですが、ミステリーが一切なく、単なるSMです。

この巻は、「東口〜」と「ワルツ〜」を読めば、十分です。


bookreview2008 at 21:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! 石田 衣良 

2008年06月24日

十二人の手紙5

十二人の手紙 (中公文庫)十二人の手紙 (中公文庫)
井上 ひさし

中央公論新社 1980-01
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全文手紙形式で構成された短編集。傑作です。
(しかしAmazonには画像がないですね。。。残念)

今の世の中、コミュニケーションの手段としてはメールが全盛を迎えて
おりますが、あえて今、手紙という古めかしいやり方に触れることで、
メール文化になって便利になった部分と失われた部分を
かえりみることができました。

手紙は、一度送ってしまうと (コピーでも取ってない限り) 送った内容を
見直すことはできないし、何か間違いがあっても気軽に修正できないので、
一通にかける気合というか、入れ込み方がメールとはぜんぜん違うんですよね。

即レスなんて期待できないので、送った後の期待や緊張感も
手紙のほうが長いですし・・・。

この作品に出てくる手紙たちの中には、人間が持つ優しさだけでなく、
執念や浅ましさといったものがにじみ出ているものも多々あります。
少し、人間の本質が恐ろしくなる作品でもあります。






wr87_kurita at 22:41|PermalinkComments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ! 井上 ひさし 
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